平成26年度安全衛生推進計画重点方針
日本伸銅協会 安全委員会
「危験予知徹底運動」実施要領
1.主旨
一般社団法人日本伸銅協会安全委員会では、伸銅業における労働災害の撲滅を計画的に推進するため、昭和41年以来、各年毎に労働災害防止計画を策定し各種の運動を展開してまいりました。こうした活動を基に、会員各社の各事業所ではそれぞれの実情 に見合っだ対策を講じて頂いております。
その結果として、伸銅業の休業以上の災害件数は、着実な減少傾向を示し、平成21年度には10件と、休業災害以上の災害件数は過去の最良記録を更新致しましだ。しかしながら、その後は平成22年度28件、平成23年度27件、平成24年度25件と平成21年度と比べると大きく悪化を示しております。平成25年度も年度前半に重大災害が発生する等の反省すべき課題が多くあり、災害発生件数も総じて前年並みの水準で推移しております。
こうしだ現況を踏まえ、安全委員会では、平成23年~平成25年と3年間続けてきました「はさまれ・まきこまれ災害撲滅運動」を一旦総括することと致しましだ。その上で、伸銅業の災害撲滅運動への取り組みとして、今一度安全活動の初心に立ち返る気 持ちを明確に表し、平成26年度の安全重点方針を「危険予知徹底運動」として展開することに致しました。
災害発生件数は中長期の幅で見れば間違いなく減少傾向にありますが、相変わらず初歩的行動ミスによる災害が多いのが実状であります。従って、この「不安全行動」をなくすためには安全管理活動を充実・強化することがますます重要となります。そこで、本年の安全重点方針として、災害撲滅活動の初心に戻り「危際予知徹底運動」を取上げるとともに、「指差呼称の徹底」を最重点推進実施事項として取り上げますので、安全作業の基本動作として徹底実施することと致します。
伸銅協会各事業所におかれましては、何卒「危険予知徹底運動」の主旨をご理解頂き、平成26年度の運動を活発に展開し、無災害達成に向けた活動への積極的な参加をお願い申し上げます。
2.スローガン
いま一度 立ち位置 手の位置 周囲の状況 作業の前に 安全確認
3.運動期間
平成26年1月1日~12月31日
4.協賛
東京・神奈川地区伸銅業安全衛生研究会
北関東・長野地区伸銅業安全衛生研究会
埼玉地区伸銅業安全衛生研究会
大阪・尼崎地区伸銅業安全衛生研究会
京都地区伸銅業安全衛生研究会
東海地区伸銅業安全衛生研究会
富山・関門地区伸銅業安全衛生研究会
5.実施事項
(1) 安全委員会は、同運動のポスターを作成し年間スローガンとして、各事業所ヘ配布する。
(2) 安全委員会は、安全標語の募集を行い、優秀作品を選び表彰する。
(3) 安全委員会は、「危険予知徹底運動」 を目的とした、研修会・見学会を開催する。
(4) 各地区研究会では、「危険予知徹底運動」を目的とした、研修会・交流会を開催し、同運動を推進する。
(5) 各事業所では、この運動を実施する主旨を全職場に徹底し、災害防止対策を実施する。
以上
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