伸銅業のKYTシート集改訂
IX 積み卸し・運搬作業 | 危険予知訓練シート目次へ |
敷板運搬 |
どんな危険がひそんでいるか
状況
あなたは、敷板を運搬するため、ワイヤーロープを玉掛けしている。
危険のヒント
- ワイヤーに触れながら張り具合を点検している時、パレットからワイヤーが外れワイヤーが跳ねて、作業者に当る。
- 敷板よりパレットが小さいので、吊り上げた時、敷板がワイヤーで締め付けられ割れて作業者に当る。
- クレーン操作者が、ワイヤーの緩みに気を取られ吊り上げた時、間違って走行ボタンを押したので、吊り荷が動き玉掛者に当る。
- クレーンフックの位置がズレているのに敷板を吊り上げた時、斜め吊りになり荷が振れて、玉掛者に当る。
- ワイヤー掛り具合を確認している時、クレーン操作者が巻き上げたので、敷板とワイヤーの間で手を挟む。
- 吊り上げた時、ワイヤーの掛かっていたパレットの角が割れ、ワイヤーが外れ荷が振れて足に当る。
- 敷板を吊り上げた時、パレットの角でワイヤーがこすれて、ワイヤーが切れ敷板が落下し、足に当る。