銅は、私たちの暮らしを支える様々な分野で大きな役割を果たしています。日本伸銅協会は伸銅工業全般の進歩発展に貢献しています。

危険予知訓練シート・VI-5

伸銅業のKYTシート集改訂

VI 切断・面削作業 危険予知訓練シート目次へ
インゴット表面面削
チェックどんな危険がひそんでいるか

チェック状況

あなたは、2人で東西に並んで、インゴットのコーナー部を手入れしている。

危険のヒント
  1. 二人が手の届く位置で研削作業しているので、防火面横から飛散した切粉が目に入る。
  2. グラインダーを握っている手が汗ですべり落ち、グラインダーがあばれて、身体に当る。
  3. 作業者が並んで面削作業をしているので、飛んだ切り粉が隣の作業者に当り、服が燃え火傷する。
  4. 作業者が面削しようと力を入れた時、インゴットがぐらつき枕木から外れて、ズレ落ち足を挟む。
  5. 作業者がインゴットの疵を見ながら移動した時、枕木の出っ張りに気付かず、つまずきころぶ。
  6. 作業者が面削作業を、しゃべりながらしているので、面削切り粉を吸い込む。
  7. 中腰で作業しているので、長時間作業を続けて立ち上がろうとした時、よろけて腰を痛める。
  8. 膝をインゴットに乗せて作業しているので、力を入れた時、膝が滑ってインゴットの角で、膝を切る。
  9. 作業者が移動しようとした時、足元のサンダーコードに気付かず、足を引っ掛け転ぶ。
  10. 通路際で作業しているので、他の通行者が通りかかった時、面削切り粉が飛び、通行者に当る。
  11. 中腰作業で離れた所を面削しようと身体を伸ばした時、身体が前のめりになり、インゴットの角で膝を打つ。

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