伸銅業のKYTシート集改訂
VI 切断・面削作業 | 危険予知訓練シート目次へ |
インゴット表面面削 |
どんな危険がひそんでいるか
状況
あなたは、2人で東西に並んで、インゴットのコーナー部を手入れしている。
危険のヒント
- 二人が手の届く位置で研削作業しているので、防火面横から飛散した切粉が目に入る。
- グラインダーを握っている手が汗ですべり落ち、グラインダーがあばれて、身体に当る。
- 作業者が並んで面削作業をしているので、飛んだ切り粉が隣の作業者に当り、服が燃え火傷する。
- 作業者が面削しようと力を入れた時、インゴットがぐらつき枕木から外れて、ズレ落ち足を挟む。
- 作業者がインゴットの疵を見ながら移動した時、枕木の出っ張りに気付かず、つまずきころぶ。
- 作業者が面削作業を、しゃべりながらしているので、面削切り粉を吸い込む。
- 中腰で作業しているので、長時間作業を続けて立ち上がろうとした時、よろけて腰を痛める。
- 膝をインゴットに乗せて作業しているので、力を入れた時、膝が滑ってインゴットの角で、膝を切る。
- 作業者が移動しようとした時、足元のサンダーコードに気付かず、足を引っ掛け転ぶ。
- 通路際で作業しているので、他の通行者が通りかかった時、面削切り粉が飛び、通行者に当る。
- 中腰作業で離れた所を面削しようと身体を伸ばした時、身体が前のめりになり、インゴットの角で膝を打つ。