伸銅業のKYTシート集改訂
IV 製管・製棒・製線作業 | 危険予知訓練シート目次へ |
ビレット捌き(Ⅰ) |
どんな危険がひそんでいるか
状況
あなたは、不具合を確認するために、バールでビレットを捌いている。
危険のヒント
- ビレットに乗り作業しているので、バールに力を入れた時、足元がぐら付き滑って、転倒する。
- ビレットから降りた時、床にこぼれている粉で、足を滑らせ転倒する。
- ビレットを捌こうと力を入れた時、斜めに転がり、送りコンベアーの向こう側に、ビレットが転り落ちて歩行者に当る。
- ビレットを捌いている時、バールに力を入れすぎ、ビレットとビレットにバールが挟まれ、跳ねて胸に当る。
- バールでビレットを押した時、汗で手が滑り身体が前に倒れ、バールで顔を打つ。
- 力を入れてバールでビレットを押した際、バールが折れて、身体が前のめりになり、胸に刺さる。
- 前のめりになりバールに力を入れた時、ヘルメットが落ちそうになり、あわてて手を添えようとしたので、足元が滑り転倒する。
- バールでビレットを捌いた時、足元のビレットが勢いよく転がり、足を滑らせ転倒する。
- バールでビレットを動かそうとした時、足元が滑り、身体を捻って腰を痛める。
- バールをビレットの隙間に入れた時、突然ビレットが動き、驚いて身体がのけぞり、よろけて落ちる。