伸銅業のKYTシート集改訂
III 圧延作業 | 危険予知訓練シート目次へ |
コイル送り作業(Ⅱ) |
どんな危険がひそんでいるか
状況
あなたは、コイル先端を誘導作業中、材料が下ぞりしていたため先端を手で持ち誘導作業を行っている。
危険のヒント
- 材料を手で持っているため、材料と案内板の間に手を挟む。
- 操作スイッチを間違い(逆転)、ピンチロールに手を巻き込まれる。
- 保護具(手甲)を着用していないので、コイル先端で手を切る。
- コイル先端を誘導中に、案内板に気をとられロールに手を巻き込まれる。
- 材料の下ぞりが強いので、跳ねてコイルのエッジで手を切る。
- 安全カバーの網目が粗いので、材料を持った手が入り巻き込まれる。
- 操作スイッチとコイル先端位置が離れているので、身を乗り出しすぎて前に転ぶ。