伸銅業のKYTシート集改訂
II 原料配合・溶解・鋳造作業 | 危険予知訓練シート目次へ |
発生屑の移送 |
どんな危険がひそんでいるか
状況
あなたは、搬入の際に取り付けてあった銅線で吊り上げ、スリッター屑をパレットから配合箱に移す作業をしている。
危険のヒント
- 材料に手を掛けているので、材料を降ろす時に配合箱とコイルの間で手を挟む。
- 銅線が切れ材料が落ちて、手を挟む。
- 保護具(手甲)をしていないので、材料のエッジで手を切る。
- スリッター屑の端部が跳ねて、作業者の手に当たる。
- ペンダントクレーンの操作を誤り、吊り上げたスリッター屑が顔に当る。
- 長靴をはいているので、床面の油が滑り、転ぶ。
- 配合箱のすみに入れようとしているので、箱のふちにコイルが当たり、手前に傾き身体に当たる。
- クレーンフック外れ止めがないので、コイルが荷振れしたとき、外れて落下する。