安全データシート一覧（会員用）

製品安全データシート一覧（会員用）

日本伸銅協会のホームページのSDSひな形を各社でダウンロードして自社用SDSを作成発行する場合は、下記注意事項にご留意ください。

1. SDSは各企業の責任で発行するものであるため、シート中には発行社名、責任者名を明記すること。
2. SDSは製品毎に発行される成績保証書（ミルシート）とは異なり、情報公開を目的としたデータであり、安全の保証書ではありませんので、末尾の注意書きは必ず記載してください。
3. SDSひな形に記述の含有率はJIS規格で規定の範囲値を示しているので、ユーザーよりＰＲＴＲ法に基づく移動又は排出量算出用の含有率の提示を要求された場合は、各社で実績に応じて個別に対応してください。（含有率の記述は有効数字を2桁とすること）
4. ユーザー等にSDSを提供する方法は基本的には文書（ハードコピー）又はフロッピーディスク等の磁気ディスクによりますが、提供する相手方の了解を得ればＦａｘ、電子メール、又は自社のホームページへの掲載でもかまいません。
5. SDSに必ず記載しなければならない項目
   1. 製品名，含有する対象物質の名称・政令上の号番号・種類，含有率（有効数字2桁）
   2. SDSを提供する事業者の名称、住所、担当者の連絡先
   3. 化学物質が漏出した際に必要な措置
   4. 取り扱い上及び保管上の注意
   5. 物理的･化学的性状
   6. 安定性・反応性
   7. 有害性･暴露性
   8. 廃棄上及び輸送上の注意以下の事項についても記載することができます。
   9. 有害性･暴露性の概要
   10. 応急措置、火災時に必要な措置，労働者に対する暴露防止措置等
   11. 適用される法令
   12. (9)～(11)の他、SDSを提供する事業者が必要と認める事項

各社で対象物質の正確なデータを得られる場合は、必要に応じて修正、追加してください。

PRTR及び労働安全衛生法における
MSDS＋GHS発行対象合金系の層別とひな形

番号＊（1、1E ～ 10、10E）をクリックすると、WORD形式のファイルをダウンロードできます。

「番号」+「E」をクリックすると、英語版のファイルをダウンロードできます。ただし、英語版についてはＭＳＤＳではなくＳＤＳと改称しています。

番号 ＊	ＭＳＤＳひな形作成合金系の分類	各法毎の対象物質＊＊
		ＰＲＴＲ法		安衛法	GHS
		1.0%≦	0.1%≦	0.1%≦	絵表示
1 1E	Cu系 (C1011～C1221、C1565,C1862、C1401、C1441、C5010) Cu－Ti系 （C1990） Cu－Zn系 （C2051～C2801） Cu－Fe－Zn－Al系 （C6140） Cu－Zn―Al－As系 （C6870、C6871）			Cu,Co,Sn
2 2E	Cu－Zn－Al－Ni系 （C6872） Cu－Zn－Ni系 （C7351～C7941）	Ni		Cu, Ni
3 3E	Cu－Be系 （C1700、C1720）		Be	Cu
4 4E	Cu－Pb－Zn系 （C3501～C3771）	Pb		Cu,Pb
5 5E	Cu－Sn－Zn系 （C4250～C4641） Cu－Sn系 （C5102～C5212）	Sn		Cu,Sn
6 6E	Cu－Pb－Sn系 （C5341） Cu－Pb－Sn－Zn系 （C5441）	Pb,Ｓn		Cu,Pb,Sn
7 7E	Cu－Fe－Al－Mn－Ni系 （C6161～C6301） Cu－Fe－Mn－Ni系 （C7060～C7164）	Mn,Ni		Cu,Mn,Ni
8 8E	Cu－Pb－Sn－Zn－Mn系 （C6711）	Pb,Sn,Mn		Cu,Pb,Sn,Mn
9 9E	Cu－Pb－Zn－Mn系 （C6712）	Pb,Mn		Cu,Pb,Mn
10 10E	Cu－Fe－Zn－Al－Mn系 （C6782,C6783）	Mn		Cu,Mn

＊＊製品の化学成分実績値によっては、ＭＳＤＳの発行対象外となることがあります。