銅は、私たちの暮らしを支える様々な分野で大きな役割を果たしています。日本伸銅協会は伸銅工業全般の進歩発展に貢献しています。

危険予知訓練シート・II-2

伸銅業のKYTシート集改訂

II 原料配合・溶解・鋳造作業 危険予知訓練シート目次へ
発生屑の移送
チェックどんな危険がひそんでいるか

チェック状況

あなたは、搬入の際に取り付けてあった銅線で吊り上げ、スリッター屑をパレットから配合箱に移す作業をしている。

危険のヒント
  1. 材料に手を掛けているので、材料を降ろす時に配合箱とコイルの間で手を挟む。
  2. 銅線が切れ材料が落ちて、手を挟む。
  3. 保護具(手甲)をしていないので、材料のエッジで手を切る。
  4. スリッター屑の端部が跳ねて、作業者の手に当たる。
  5. ペンダントクレーンの操作を誤り、吊り上げたスリッター屑が顔に当る。
  6. 長靴をはいているので、床面の油が滑り、転ぶ。
  7. 配合箱のすみに入れようとしているので、箱のふちにコイルが当たり、手前に傾き身体に当たる。
  8. クレーンフック外れ止めがないので、コイルが荷振れしたとき、外れて落下する。

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